オワリはじまり 2018年と2019年

かりゆし58が歌う「オワリはじまり」を聴いてると、日々あたり前のように過ごしている日常生活が愛おしくなります。

家族と雑談をしながら食べる食事。ぼーっと庭を見つめる時間。ありふれた日々の積み重ねを大事に生きなければと思えてきます。

夕飯時 町 人いきれ 「ただいま」と「おかえり」の色
せわしない 木漏れ日 花びら 「おはよう」と「さよなら」の音
ありふれた日々が 君や僕の胸に積もって光る

仕事もありふれた日々の一部です。1日24時間で、7時間を睡眠とするならば、残りは16時間、そのうち半分は、仕事です。

人生の一部分にあたる仕事。どうせやるなら、充実感があり少しでも人様のお役に立てる仕事がしたいです。

2018年ももうすぐ「オワリ」2019年が「はじまり」ます。

目次

2018年僕の決断とは?

僕は、海外(台湾/中国)での靴下製造をなりわいにしています。会社を退職して6年、起業して5年目になりました。

2018年は、年頭に決めたことを、こつこつと取り組んできた1年でした。来年に向けて新しいことに挑戦すべく今から準備を始めています。

一人でできることには、限りがあります。次のステップに本気で集中するために、ある決断をすることにしました。

特殊靴下の検品と作業をやめる。

2017年から、ある特殊な靴下の製造に取り組んできました。弊社靴下工場では製造対応ができないため、外注工場を探すところからのスタートでした。

お客様にとっても自社ブランドとして靴下を製造するのは初めての試みでしたので、発注数も多くありませんでした。

中国パートナー社長と一緒に菓子折りを持って外注工場に将来性を説明しに行きなんとか製造してもらうところまで、漕ぎ着けました。

初回分を無事納品すると、その後TVでも取り上げられ数量も順調に伸びて行きました。

問題点は検品でした。お客様の上代は、下代の7.5倍でしたので、販売を立ち上げるには、お客様のプロモーションなどはもちろんですが、価格なりの「品質」にしなければなりません。

そのためには、検品を徹底する必要がありました。弊社中国工場での検品に加えて、私自身が日本に入荷した後の全量検品と検品に伴う梱包作業を行って対応しました。

1年半で累計2万足以上、日本に入荷後の検品は、私一人で作業を行いました。時には事務所に泊まり込むこともありました。

本来であれば、検品を行う必要がなくなるように、工場の管理から改善していくのが上策になります。

ただし特殊な製品で、生産できる工場が多くないため、全世界からオーダーがあり、工場が「引き手あまた」状況で、ロットが多くない僕と社長の声にあまり耳を傾けてくれませんでした。

高級ブランドの製造をしている台湾工場にも製造の可否を確認しましたが、難しいようでした。そうなると僕ら自身が検品で対処するか、値上げして検品を外注化するかの二者択一になります。

検品作業から学ぶことも沢山ありましたが、これ以上自身の時間を使い続けると、他のことに取り組むことができなくなってしまいます。

外注化する場合、弊社で費用を吸収することはできないので、値上げするしかありません。検品に費用をかけたものづくりをすることにも抵抗がありました。

靴下の販売は、今年前半にピークを迎え、現在は落ち着いてきたので、11月の納品を契機に今後の製造が難しいことをお客様にお伝えしました。

弊社の売り上げの5/1を失うことになりますが、中国パートナー社長の意見も同じでしたので、苦渋の決断をすることにしました。

2019年僕の方向性とは?

製造のシフトを切り替える

今年後半から、台湾での靴下生産を再開しました。

滑り出しは上々です。来年以降も台湾工場での生産を続けて行きます。

中国社長の会社を育てる手伝いをする

中国社長との出会いがあったからこそ、会社員をやめた後の5年間なんとか生き残っていくことができました。

僕の会社の経営について、ぎりぎりではありますが、なんとか食べるには困らなくなってきたので、2019年は本腰を入れて中国社長の会社を育てるお手伝いをしていきます。

Website製作のお手伝いや、社長来日時のアテンド、社員教育も含める会社のあり方を一緒に考えていきます。対お客様などの実務には携わらない「総務」的なお仕事をしていきます。

物販事業に本腰を入れる

2018年の10月〜東小金井の高架下で、台湾製のキャラクター靴下の販売を行っております。

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2019年は、物販用のホームページとネットショップを立ち上げ本格的に物販事業に取り組んで行きます。

まとめ

製造を台湾にシフトすると、利益は下がりますが、お客様の満足度が上がります。

靴下を委託生産するOEMという枠組みの中だけで事業を展開するのではなく、お客様と一緒に靴下を事業として育てていくことは、僕のライフワークだと考えています。

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物販事業に本腰を入れるのもそのための布石です。出会ったお客様の靴下を弊社で製造を行い、かつ弊社でも販売のお手伝いをできるようになることが目標です。

10年来のつきあいになる、中国社長の会社を育てるお手伝いにも積極的に取り組んで行きます。

特殊靴下の製造を中止するのは弊社にとって苦渋の決断になりました。

2018年の「オワリ」と、2019年の「はじまり」が、今後の僕にどのような影響を与えるか、来年の今頃には結果が見えてくることでしょう。

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この記事を書いた人

合同会社ブリングハピネス代表。中国内モンゴルで中国語とモンゴル語を学んだのち、東京のぬいぐるみ雑貨メーカーで9年間生産管理の仕事をする。2014年に起業し、台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、ブランドに向けた「伴走型でじっくり取り組む靴下製造サービス」を立ち上げる。台湾工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、工場と二人三脚で数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルで靴下サンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。

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