春日山城のジオラマのオーダーメイド製作を依頼してみた

春日山城のジオラマをオーダーメイド製作を依頼してみました。時代設定は上杉謙信が関東出兵を繰り返している頃。季節は冬です。

東京大田区のお城のジオラマを専門に作られている、鍬匠甲冑屋 (くわしょうかっちゅうや)さんに製作頂きました。

目次

春日山城のジオラマのオーダーメイドで製作することにした理由とは?

2018年、梅雨で雨が降り続く頃、秋葉原の業務提携先と、雑談していたところ、ふとしたことから物販の話になりました。

私たちの本業は靴下のオーダーメイド製造です。ネットでの営業を主にしており、日本各地にお客様がおります。

物販の経験は全くありませんでしたが、小売をするのであれば、自分自身が熱意を持って取り組むことができる「戦国グッズ」しか思い浮かびませんでした。

右も左もわからないなか、ネットで色々調べていると、お城のジオラマを専門に製作されている、大田区の鍬匠甲冑屋(くわしょうかっちゅうや)さんのサイトが見つかりました。

お城のジオラマを中心に、多くのグッズを製作されており、思い切って連絡を入れてみると、話を聞いて頂けるということでしたので、早速訪問することにしました。

鍬匠甲冑屋(くわしょうかっちゅうや)さんに行ってみた

武田時代の深志城(現松本城)など、すでに実在しないお城や、関ヶ原合戦前の大垣城など時代を指定しての製作依頼が多々あるそうでした。

それらを製作するためには、単にジオラマというモノを作るだけではなく、戦国時代の情景を思い浮かべて、想像するコトが必要になります。

戦国への愛情と膨大な知識がないとできない仕事です。私はえらく感動して、まずは、自分もオーダーメイド製作を依頼してみて、完成してから後をどうするか考えることに決めました。

初めは、池波正太郎真田太平記の第1巻の頃の、真田昌幸が滅亡しそうな武田勝頼をかくまうために、籠城の準備をしていた時期の岩櫃城(いわびつじょう)のジオラマを依頼するつもりでした。

かなり迷いましたが、上杉謙信/景勝/直江兼続ファンでもあるので、春日山城をオーダーすることにしました。

季節は冬。関東に出陣したくても、深い雪に覆われて、出陣ができない上杉謙信期の春日山城のイメージを伝えました。

春日山城のジオラマが完成

発注から数ヶ月後、ジオラマが完成しました。発送はゆうぱっくでした。

輸送中の破損がないように、ジオラマとぴったりの大きさの発泡スチロールに梱包されていました。

ジオラマのクオリティはもちろん、丁寧な梱包からも、自らが手がけた作品への愛着を感じることができました。

鍬匠甲冑屋 (くわしょうかっちゅうや)さん、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

合同会社ブリングハピネス代表。中国内モンゴルで中国語とモンゴル語を学んだのち、東京のぬいぐるみ雑貨メーカーで9年間生産管理の仕事をする。2014年に起業し、台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、ブランドに向けた「伴走型でじっくり取り組む靴下製造サービス」を立ち上げる。台湾工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、工場と二人三脚で数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルで靴下サンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。

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