一年の羅針盤を見直してみる

登山などで、羅針盤で方位を確認せずに、やみくもに歩いていると、自分がどこにいるかわからなくなってしまいます。現在で言うと、Google Mapのナビゲーションなしに、目的地を目指すようなものです。

20数年前台湾を旅したとき、高雄からフェリーに乗ってマカオまで行くことつもりでした。フェリー乗り場で「馬公」(マーコン)という表記がありました。

発音があまりにもマカオに近いので、切符を購入して、「マーコン」行きのフェリーに乗り込みました。数時間かけて目的に到着すると、小さな島でした。

船を降りて、近くの人に聞きました。「マーコンってマカオのことじゃないのですか、マカオはどうやっていくのですか」

当時中国語があまりできなかった僕は、フェリーが目的地に到着するまで、「マーコン」をマカオだと思い込んでしまっていたのです。

ちなみに、中国語表記でマカオは「澳門」,マーコンは「馬公」になります。全然違います。当時は20代前半だったといえ、なぜこんなミスをしたのか、自分でもわかりません。

翌日高雄に戻り、飛行機で香港に向かいました。結局マカオには行きませんでした。

目次

羅針盤を確かめながら答えのないビジネスの世界を旅する

今僕は新しいことにチャレンジしようとしています。全てが計画通りに進むとは思っていませんが、方向性を間違えると、間違った目的地に到着してしまうかもしれません。

失敗する過程で、学びを得ることができ、経験値をあげることは可能ですが、貴重な時間とお金を失ってしまいます。

失敗して、壁に突き当たりながら前に進むことが、上達するための一番の近道ではあるのですが、リスクは最小限に抑える必要があります。

なぜ、僕が20数年前の旅での失敗を思い出したかというと、最近新しいビジネスのことを考えるにあたって、自分が独りよがりに陥っていると感じたからです。

当時、マカオじゃなくてマーコンに行ってしまったのも、僕の勝手な思い込みが原因でした。過去の失敗を教訓に、再度方向性を見直してみることにしました。

武将靴下のブランドを作ってみたい

武将グッズのブランドを作りたいと考えています。色々検討しましたが、まずは、編み込みの靴下を作ることにしました。

工場の背景や、自らの経験の蓄積があるので、小ロットでも、巷で販売されている商品と同等の価格で販売することができます。

さらに、弊社バーチャルでサンプル製作が可能なデザインシステムを保有しているので、デザインさえあればサンプルを製作することが可能です。

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サンプルが出来上がったら、一定の受注期間をとり、手応えがあれば販売を開始し、ダメならまたトライするまでです。

今僕らが保有している資源を最大限生かして、自社ブランドの立ち上げに取り組んで参ります。

ものづくりの背景を理解したうえで、靴下を販売すること

東小金井の高架下ストリートにある、PO-TOに入居することになりました。

6平米の小さな個室になりますが、路面に面しているので、お店を開くことが可能です。

何を販売するかと言いますと、僕には靴下しかありません。起業する前に、9年間お仕事をさせて頂いたファンシー雑貨メーカーさんから、靴下を卸してもらうことにしました。

同じ価格で販売されている商品でも、ものによって全く違った考え方や経路を通って売り場にたどり着きます。

僕自身ファンシー雑貨メーカさんで、生産管理の仕事をしてきました。今の僕の考え方を作ったのは、こちらで厳しく叱ってくれた上司であり、仕事を通じて出会った工場なのです。

僕自身も思入れを持って販売することができますし、自信を持ってお客様におすすめすることができます。

だからといって最初から大量に商品を仕入れることはしません。何事もやってみないとわかりませんが、小さく初めて失敗を繰り返しながら、成長するのが基本だと思うからです。

まとめ

ブログを書くという行動をとると、自分の考えていることが形となり、何が大事かおぼろげながらもわかってきます。

書くためには、少なくない時間がかかりますが、自分をよりよい方向に導く投資だと考えれば仕方がありません。

今年後半は、既存のOEMビジネスについては、生産を品質がより安定している台湾工場での製造比率をあげていきます。

ロットは500足からになりますが、価格は中国で製造しているときと同じ価格を出します。

品質があがることにより、今まで僕自身が検品をしていた時間が大幅に短縮されるからです。

そこで生み出された時間を、自社ブランドの立ち上げと物販ビジネスに投資していきます。

 

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この記事を書いた人

合同会社ブリングハピネス代表。中国内モンゴルで中国語とモンゴル語を学んだのち、東京のぬいぐるみ雑貨メーカーで9年間生産管理の仕事をする。2014年に起業し、台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、ブランドに向けた「伴走型でじっくり取り組む靴下製造サービス」を立ち上げる。台湾工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、工場と二人三脚で数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルで靴下サンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。

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