2018年1月 靴下の製造をなりわいにする僕の振り返り

僕が1年365日をかけて取り組んで行きたいテーマはシンプルに3つ

  • ブログを書く
  • 靴下のデザインシステムを使いこなせるようになる
  • 外注化

になります。1月も31日目となり明日から2月です。自分への戒めの意味でも、僕が掲げたテーマについて1ヶ月でどのくらい進捗があったか、こちらに綴らせて頂きます。

目次

ブログを書く

1月にアップしたのは5記事。一月で割ると一週間に一記事のペースです。

年初は、お正月休みもあって、勇んで立て続けに記事をあげたのだけど、まだまだですね。

弊社のホームページは2015年9月からスタートをして、今開設3年目に入りました。中国で靴下を製造する環境は年々変化しております。僕の業務の進め方も日々改善を重ねております。

ブログのよいところは、現在進行形で「今」を伝えられるところです。1年に1回、いや半年に1回、記事を最新の状態に更新し続ければ「今」を伝え続けることができます。

またお客様やこれから出会う方々に、僕が何を考えているか知ってもらいたいという思いがあります。

顔を見なくてもネット上で容易にお取引ができる時代ではあるのですが、もし自分だったら何を考えているかわからない相手とお取引をするのはとても不安です。

メリットやデメリットや失敗談も含めて正直にブログに綴って行きたいと思ってます。

靴下のデザインシステムを使いこなせるようになる

弊社2017年8月末にデザインシステムを導入しました。

サンプルを製作することなく、イラストレーターで作成したデザインを、靴下に編んだときの編目や色へ変換し、バーチャル上でシュミレーションすることができるシステムです。

サンプルを製作するのと同じような画像を製作することができ、修正点があってもバーチャル上で修正することができます。

工場でサンプルを製作する前に、僕自身がバーチャルでサンプルを製作して、お客様に確認をして修正点があれば直してから、実際にサンプルを作る流れです。

今月、システムを使ってバーチャルでサンプルを製作した点数は、4デザインでした。

現在は靴下の柄が多い表面と色のシュミレートを行っているのですが、来月からは、さらに精度をあげるために、裏面の製作も行って参ります。

外注化

僕が集中すべき仕事は、人と靴下とのコミュニケーションです。

工場とのやりとりや、お客様と打ち合わせをするのは人、ブログを書くことも不特定多数の方々とのコミュニケーションです。

サンプルを確認したり、バーチャルサンプルを製作したり、入荷した製品の品質を確認するのは、靴下とのコミュニケーションになります。

それ以外の業務は、全て外注化したいと考えております。

中国から出荷される靴下は、品質的に問題がないことが大前提になりますが、自分自身が確認していない製品をお客様に向けて出荷するのは、ポリシーに反します。

でも、出荷する際の伝票の記入や検数、ちょっとした糸くずをとる作業まで全て自分で行っていたら、いくら時間があっても足りません。

抜き取り検品だけ自分自身が行って、それ以外の作業を外注化する方向で検討しています。

今週、江戸川区の一之江にある、アパレルの検品倉庫に行って参りました。一之江にしたのは、通えるからになります。

初めは大変だけれど抜き取り検品で通いつめて、検品倉庫さんに僕を知ってもらって、僕も検品工場さんを理解するところからスタートしたいです。

中国工場と僕はすでに8年来のパートナーです。お互いに人間なので、ミスが起こることがあっても、お互いに無責任に逃げだすことはありません。ここ数年来様々な困難を一緒に乗り越えてきました。

ちょっと泥臭いけど、お客様をはじめとして、中国の工場、日本の検品倉庫など、お互いに信頼関係があり、顔が見える関係を作ってこそよい靴下を製造できると考えております。

丸投げをするのではなく、お互いに成長し続けられる外注戦略を練って参ります。

経理も同様なのですが、ちょっと(いやかなり)進捗が遅れています。来月以降の課題です。ちょっと(いやかなり)プレシャーですが、2月以降も毎月進捗状況を報告します。

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この記事を書いた人

合同会社ブリングハピネス代表。中国内モンゴルで中国語とモンゴル語を学んだのち、東京のぬいぐるみ雑貨メーカーで9年間生産管理の仕事をする。2014年に起業し、台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、ブランドに向けた「伴走型でじっくり取り組む靴下製造サービス」を立ち上げる。台湾工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、工場と二人三脚で数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルで靴下サンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。

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