台湾工場

私たちが台湾で製造する靴下の履き心地の品質とは

私たちは、東京で靴下メーカーを営んでいます。主に発注企業様のご要望のデザインにて、靴下の受託製造をする「OEM生産」を行っています。

台湾靴下工場と共同で靴下事業に取り組んでいます。1人でも多くの方々に自社で製造した靴下を履いて頂くため小売もスタートしました。

「靴下は美術品ではない履くものだ」台湾靴下工場社長の口癖です。

工場の強みは、色数が多くて目が細かいデザインを再現しつつ、履いたときも心地よい靴下を製造することができる技術力です。

私たちが台湾で製造する靴下の履き心地の品質の違いとは

「はき心地の品質」は、靴下を履いてみてはじめてわかります。

靴下は「試着」することができませんので、違いをよりわかりやすくするため、私たちが販売する靴下と同価格帯の靴下を分解して比較してみました。(中国製、自社生産)

口ゴムの材質

靴下のリブ(履き口)に入っているゴムを口ゴムと呼びます。台湾の口ゴムは中国製の半分の太さでゴムを編み上げています。

ライクラと呼ばれる日本から輸入したポリウレタンを使用しています。細いライクラを使うことで、伸縮性があり柔らかい仕上がりになります。

数回洗濯すると、口ゴムがよれてしまう靴下がありますが、台湾工場で製造した靴下は何度洗濯してもよれることがありません。

一本一本の糸が細く伸縮性があり柔らかい仕上がりなので、長く着用しても痒くなりにくくなっております。

左側が台湾工場で製造した靴下の口ゴムに使われている、ゴム糸です。中国製より細い半透明の「ライクラ」が使われています。

靴下本体の材質

中国は、コットンとポリエステル。台湾は、コットンとナイロンになります。

台湾製のコットンは、さらっとした手触りのインド綿を使用しています。等級が高いコットンを使用すると靴下が柔らかく光沢を持った仕上がりになります。

絵柄にあたる部分は、台湾国内で製造されたナイロンを使用しております。

下糸と呼ばれる、靴下の伸び縮みを作る細いゴム繊維は、細い日本製のゴム糸(ポリウレタン)を使っており、伸縮性に優れています。

伸縮性とは、文字通り「伸び縮みする性能」のことを言います。靴下を足に通すと、足の形に合わせて靴下が伸びて縮むので、ぴったりとフィットします。

スニーカーソックスが靴の中で脱げて気持ち悪いと感じることがありません。

網目の数

中国製の弊社と同じ長さのスニーカー靴下の網目の数を比較してみました。

  • 中国製 横144x縦200目
  • 台湾製 横200x縦310目

私たちが販売する靴下は、「横幅が広い大人用」は全てハイゲージと呼ばれる網目が細かい仕様で製造しています。

目数が多ければ多いほど、製造に時間を要しますが、その分伸縮性が高くなります。

同価格スニーカーサイズの靴下と比較すると、網目の数は54%もの差になります。

網目が細かいとデザインの再現性が上がるだけではなく、履き心地の品質も向上させることができます。

54%の差は非常に大きいと考えております。

私たちの台湾靴下工場が柄ソックスの履き心地の品質にこだわる理由とは

台湾靴下工場社長のヘンリー(英語名)は、1980年、自ら靴下の編機を購入して、操作を学ぶところから工場を開始しました。

靴下で起業した理由は「編機の操作に興味があったから」だそうです。

内向きな職人気質な性格で、靴下の編機に向かう時間を大切にしています。

靴下の履き心地の品質にこだわるのは、誰のためでもなく自らを納得させるためです。

「靴下の製造が好き」だから靴下を製造しており、それが品質にも反映されています。

その反面、外に出ての営業活動が得意ではありません。このアンバランスさが工場の魅力を作り上げていると言えるのかもしれません。

私たちが台湾で製造する靴下の品質について、下記の通りまとめました。

  • ゴムへのこだわり。洗濯してもよれない。長く履いてもかゆくなりにくい。
    足を入れる口ゴムの部分にこだわりがあります。
    洗濯をしてもよれにくく、長い時間履いていてもかゆくなりにくい「ライクラ」と呼ばれるゴムを使っています。
  • コットンへのこだわり。柔らかくてはき心地がよいインド綿を使用。
    足を入れた時に柔らかさを感じる等級の高いインド綿を使っています。
    等級の高いコットンが放つ独特の光沢から質の高さを感じて頂けます。
  • 伸縮性へのこだわり。スニーカーソックスでも脱げにくい。
    ブリングハピネスの靴下は伸縮性に優れているので、足にぴったりとフィットするので脱げにくいです。
    もう、スニーカーソックスが靴の中で脱げて気持ち悪いと感じることはありません。
  • 仕上げへのこだわり。デザインとはき心地の両立。
    デザインされた靴下の裏側には糸が伝っています。実は糸がループで伝っていると靴下はきつくなります。
    ブリングハピネスの靴下は織り機で糸を切断、織り機では切断できない場合は人の手で断裁をしています。
  • 製造工程へのこだわり。はき心地が最優先。
    実は、靴下のはき心地と工場の生産性の間にはトレードオフが存在します。
    ブリングハピネスは靴下をはく人を最優先にした製造工程にこだわりをもっています。

私たちの台湾靴下工場で製造した靴下を一人でも多くの方にお試し頂くために

工場とお付き合い頂くようになり、今年で10年になりました。

私自身の「靴下」との関わりも、台湾工場なしでは語ることができません。「靴下」を通じて学んだものづくりの姿勢が現在のベースになっています。

台湾靴下職人から教わった人生訓とは

台湾靴下工場の社長は、40年前に靴下の編機を一台購入して、自ら靴下を製造するところから工場を始めた職人です。 10年前に ...

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ものづくりの仕事は、モノの良し悪しが全てです。

いくら価格が安く、外観も美しく、かつお客様に至れり尽せりのサービスをしたとしても、肝心なモノが悪ければ全てが台無しになります。

モノを起点として信頼関係が成り立っているので、品質が悪ければ全てを失ってしまうのが、ものづくりの仕事です。

私たちは、ものである「靴下を履いてもらう」ことで、1人でも多くの方に、作り手である工場の想いを伝えて行きたいと考えています。

実際に靴下を履かれる方の声を自ら把握し、台湾工場に伝えるために、2019年から、靴下のOEM事業と合わせて、小売も開始しました。

現在1年ほどになりましたが、少なくないお客様からお声を頂くことができました。

OEM事業も継続しております。靴下を自社ブランドのラインナップに加えたい方々に向けて「伴走型の靴下製造サービス」を提供しております。

お客様のブランドのデザインとコンセプトに、製造面から見た品質の強みや、生産地の魅力を加えることで、より信頼度の高い魅力的な靴下を販売することができると考えております。

下記でサービスの詳細を紹介しております。ご興味があれば、お気軽にお問合せくださいませ。

靴下ブランドを立ち上げたい方へ

私たちブリングハピネスは、発注をされた方のご要望のデザインにて、靴下を製造する「OEM製造」を行う靴下メーカーです。 靴 ...

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  • この記事を書いた人
岩村 耕平

岩村耕平

合同会社ブリングハピネス代表。台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、D2Cブランドを製造面で徹底サポート。工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルでサンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。JR東小金井高架下と秋葉原が拠点。雨と雪の日以外の都内移動は全て「自転車」を使用。既成観念にとらわれず最適な場所と時間を選んで仕事する「環境に依存する」働き方を模索中。

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