- ペットボトルを入れるためのボトルカバーを製作したい。
- タンブラーや水筒を保護するためのマイボトルカバーの製作を検討している。
本日はそんな方々に向けて、靴下と同じ機械で製作するペットボトルカバーについてご紹介して参ります。
コンビニなどでペットボトル飲料水を購入すると、おまけでニットボトルカバーがついてくることがあります。
こちら実は靴下の片足と同じだってご存知でしたでしょうか。
ニットボトルカバーの用途とは?
ペットボトルの水滴から書類などへの水濡れを防ぐため
湿気が多い夏に冷えたペットボトルを空気中に出すと、水蒸気が冷やされて水滴になります。
夏場にペットボトルの飲料水をカバンに入れておいたら、水滴で書類が濡れてしまったという経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時に活躍するのがニットボトルカバーです。靴下と同じ材質であるコットンを使用しているので吸水性も抜群です。
タンブラーや水筒などの「マイボトル」を傷から守るカバーとして
プラスチックによる環境問題が悪化の一途を辿る昨今、水筒やタンブラーを持たれる方が増えています。
ニットボトルカバーをつけることにより、大事なマイボトルを傷から守ることができます。
ニットで製作しており、弾力性があるので、スープジャーなど筒形の容器のカバーとしても使用できます。
極小ロットで製造が可能なニットボトルカバーとは?
日本国内で製造する場合、200枚の小ロットで製造が可能です。ボトルを収納したときに底面が平らになるように縫製されております。


使える色数はMAXで4色になりますが、デザインによって条件が異なります。
靴下の絵柄は、「ドット絵」で作られます。昔のファミリーコンピューターのドラゴンクエストを想像されるとわかりやすいかと思います。
ボトルカバーを製作する際の柄の細かさは、横132x縦155ピクセルのドット絵で再現が可能なデザインの範囲内になります。
ちなみに下記は、横144x縦228ピクセルで再現された靴下のデザインです。

オリジナルニットボトルカバーを製作するときのデザインの入稿方法とは?
筒型の空白のテンプレートの表と裏にデザインをはめこみます。テンプレートはイレストレーターのAIと呼ばれる実寸のデーターを弊社からご提供します。

バーチャルの世界で、靴下サンプル製作が可能な島精機のデザインシステムを使用して、バーチャルサンプルを製作します。
靴下の製作は、イラストレーターで製作頂いたデーターを工場でドット絵に置き換えるところからスタートします。
色につきましても糸色で再現するため、デザインも色味もデーターと比較してイメージが異なってきてしまう場合があります。
靴下のサンプルは、数量が多くても少なくても同じ工程を経て製作されます。サンプルを製作するのにも、職人の時間や材料費などのコストがかかります。
サンプルを1回製作する必要を、ロット数で割ったら、確実に少ない方が割高になります。
バーチャルサンプルでしたら、ロットの多い少ないにかかわらず納得がいくまで修正ができますので、じっくりと腰を据えて取り組むことが可能です。

バーチャルサンプルを確認頂きましたら、サンプル製作に入ります。発注に至らなくてもサンプル代が発生します。
サンプルがOKになりましたら、靴下を量産します。完成しましたら、靴下工場及び弊社物流センターで2回にわたる検針を行った後、お客様に納品します。
オリジナルニットボトルカバーを製作するときの費用について
オリジナルニットボトルカバーを製作する際、弊社がお出しする見積もりの中には下記費用が含まれております。
- 参考サンプルの提供
- 靴下製作に関わるコンサルティング
- ドット絵の製作と修正
- バーチャルサンプルの製作と修正
- 工場でのサンプル製作
- 製品代
- カートン代
- 1個OPP袋代
- お客様納品先までの日本国内物流費用
- 日本国内物流センターでの検針費用
まとめ
ここまで「靴下と同じ製法で製造するオリジナルニットボトルカバーを小ロットで製造する方法」について紹介してまいりましたが参考になりましたでしょうか。
日本国内で製造を行う場合、海外生産と比較して輸送時間も短く、輸入の手続きもありませんので、比較的納期が安定しております。
お気軽にお問合せ頂けると幸いです。
- オンライン、Email、対面での相談を承っております。
- オリジナル靴下を製作したい方々に向けて、「製造工場を探したい」「どんな種類の靴下が製作できるか知りたい」など状況に合わせた記事を複数紹介しているページもありますので、よろしければご参照ください。
- 台湾製無地靴下の在庫を使うことで、靴下は100足/色~、100足の中で刺繍デザインは2種類までの対応ができるようになりました。
小ロットでオリジナルデザイン刺繍靴下の製作が可能な製造サービスとは?
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