靴下製作 考え方

オリジナルデザインの靴下を小ロットで製作したい方へ

「靴下の小ロットでのOEM製作を検討している」
「オリジナル靴下の製作に興味がある」

本日はそんな方々に向けて、靴下の小ロット製造についてご紹介して参ります。

靴下を小ロットで製造するメリットとは?

在庫リスクが低い

靴下は小さなものです。

スニーカーソックスですと300足で、130サイズカートン一箱分で収まります。

このくらいであれば、万が一在庫になってしまったとしても事務所の片隅においておけるのではないでしょうか。

ロットが大きい場合は、在庫を消化するまでの期間を計算し、倉庫費用も単価に加えなければなりません。

多品種製造がしやすい

仮に、最低製造ロットが、デザインにつき1000足だとしたら、3つのデザインで展開しようと思うと、3000足製造する必要があります。

300足だとしたら900足で3種類でのデザイン展開が可能です。

万が一3種類の中で、1種類だけしか売れなかったという場合でも、売れたデザインから次の展開を検討することができます。

トライアンドエラーが可能

実際に製品を市場に出すと、お客様の生の声を拾うことができます。

市場の反応を分析して、改善を加えるトライアンドエラーを繰り返すことによって学びを得ることが可能です。

靴下を小ロットで製造するときのデメリットとは?

靴下の小ロット生産で製造原価が大幅に上がる理由

靴下を小ロットで製造すると、製造原価が大幅に上がってしまいます。

単価が上がってしまうのには、原因があります。

靴下製造を準備するための、糸を編機にセッテイングする工程があります。

所要時間は、3時間〜半日かかります。数量が多くても少なくてもセッテイングに要する時間は同じになります。

一方、編機を回して、靴下を製造する時間については、数量が少ないほうが短くなります。

靴下の編み立てが完了したら、すぐに、次の製品をセットしなければ編機が遊んでしまいます。

セッティングを行っている間は編機を動かすことができません。

工場にとっては、生産設備が稼働し、製品を生み出す時間こそが、お金を生み出すゴールデンタイムになります。

小ロットでの製造は、編機を止める時間において「ロス」が発生するので、その分を原価に反映させる必要があります。

サンプルを修正する際に費用がかかるため妥協が必要な場合がある

靴下のサンプルは、数量が多くても少なくても同じ工程を経て製作されます。

サンプルを1回製作する必要を、ロット数で割ったら、確実に少ない方が割高になります。

サンプルを製作するのにも、職人の時間や材料費などのコストがかかります。

小ロットの場合、工場によっては、修正するごとにサンプル代がかかってしまう場合もあります。

修正するごとに費用がかかるとなると、どこかで妥協の決断を迫られてしまうかもしれません。

価格と品質のバランスが取りにくくなる

製造原価が高くなると、販売価格に反映させる必要があります。

価格が高いからと言って、品質が値段相応かというと、そうではありません。

「生産数量が少ないことによるデメリット」が原因になりますので、靴下を多く取り扱っているブランドとの比較になると、価格面でも見劣りしてしまう可能性があります。

靴下のブランドを立ち上げるときの製造ロットについての考えかたとは?

自社ブランドに新たに靴下を加える場合

ケースバイケースにはなりますが、自社のブランドに新たに靴下を加える場合「経済ロット」での製造をおすすめします。

価格やサンプル製作に影響が出ない数量のことを「経済ロット」と言います。工場によって数値が異なります。

靴下の品質は、「材質のランク」「工場の技術」「デザイン」に左右されます。

ブランドの世界観を、きちんと製品に反映させるためには、工場と連携して「作りこみ」を行う必要があります。

新たに靴下市場に参入する場合、「質感」「履き心地」など品質も他のブランドと比べて優れていることが望ましいです。

ブランドの世界観やデザインに惹かれて靴下を購入したお客様が、実際に靴下を履かれて、ご好評を頂くことで、リピート購入率が上がる可能性があります。

新たにブランドを立ち上げられる場合

ゼロから靴下のブランドを立ち上げられる場合、ブランド自体が成功するかどうか試してみないとなんとも言えません。

極力少ない投資金額で、小さなチャレンジを成功するまで、根気を持って繰り返すのがベストです。

初めの段階において、靴下を製造する目的は「市場調査」と「経験を積む」ことに絞られます。

小ロットでの製品開発を繰り返して改善を重ねながら、自らの世界観と市場における需要をマッチングさせながら、販路を開拓して行きます。

単価が高くなったとしても、仕入数が少ないので、出費を抑えることができます。損をしない程度の売価で販売し、トントンになるのであれば構わないと思われます。

しかしながら、小ロットの時期が続くと、デザインなどの開発、SNSなどの宣伝にかける時間と利益のつりあいが取りにくいことがあります。

靴下はもともと売価が高い商材ではないため、ある程度の数量を売らないと十分な利益を確保するのが難しいのかもしれません。

次のステップとして「経済ロット」での発注と、さらに深い部分での「作り込み」、数量が増えて単価が下がったところでの「利益の確保」を目指されることをおすすめします。

靴下を小ロットで製造できる靴下工場とは?

奈良の靴下工場「ワイズ」さん

100足〜の小ロットでの生産に対応されています。

私も1回工場に訪問し、オーダーも入れさせて頂いたことがあります。ホームページ下記の通りです。

https://www.ys1990.co.jp/

無印良品の靴下工房

店内に設置されたパソコンで絵を描く必要がありますが、@600円で1足から靴下の製造が可能です。

いろいろな柄を製作してみてSNSにあげたり、メルカリなどで販売しテストマーケティングを行い、売れ筋ができたら改めて靴下工場で製造する方法もありそうです。

錦糸町パルコ 無印良品「靴下工房」の紹介

小ロットでの「ハイブランド」靴下の製造に対応が可能な台湾工場とは?

私自身、靴下を本業としないファンシー雑貨メーカーで、靴下工場を探して工場との信頼関係を築くところから靴下に取り組んで参りました。

靴下メーカーを立ち上げてからも、数多くのブランド様とご一緒させて頂きました。

自ら壁につきあたりながら、靴下の製造に取り組んできた経験を生かして、個人、法人を問わず「靴下ブランドを立ち上げたい」方々の靴下の製造を徹底的にサポートして参ります。

私たちの靴下工場は、台湾にあります。海外で製造していることを理由に「低価格」を売りにするつもりはありません。

私たちは、小ロットでも不利にならない、他ブランドと競合ができる「品質」、クリエイターやデザイナーが思う存分作り込みをして頂ける「環境」販売に耐えうる「適正価格」を提供したいと考えています。

台湾靴下工場で製造するメリットは、靴下の品質の高さにあります。デザインが細かく、色数が多い靴下の製造に対応ができますので、デザインの幅を広げることが可能です。

「靴下は美術品じゃない。履くものだ」台湾靴下工場社長の口癖です。

細かいデザインの再現と靴下のはき心地を両立させる技術力が工場の強みです。

主に市場価格1000円前後の靴下を製造しており、実際台湾の靴下工場で靴下を製造して納品したお客様のリピート率も高めに推移しています。

「靴下ブランドで勝負したい」「靴下以外のカテゴリーですでに販路があり、新たに靴下を開発したい」ブランド様には特に台湾での製造をおすすめしております。

台湾工場で靴下を製作するときの製造数量と価格について

私たちの価格には下記が含まれております。

  • 参考サンプルの提供
  • 靴下製作に関わるコンサルティング
  • ドット絵の製作と修正
  • バーチャルサンプルの製作と修正
  • 工場でのサンプル製作と修正
  • 製品代
  • カートン代
  • 1個OPP袋代
  • 台湾からの輸入手数料及び諸経費
  • 台湾からお客様納品先までの物流費(日本国内)

パッケージを製作する場合は要相談になります。網目が最も細かい、再現性に優れたハイゲージを使用してスニーカー丈の靴下を製造する場合のご予算で、

1デザイン1種類 数量500足〜

@10万円〜

になります。靴下の種類によっても価格が上下しますので、詳しくはご相談頂けると幸いです。

靴下ブランドを立ち上げたい方へ

私たちブリングハピネスは、発注をされた方のご要望のデザインにて、靴下を製造する「OEM製造」を行う靴下メーカーです。 靴 ...

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弊社ユニクロでも有名なホールガーメントの横編機を開発したメーカー「島精機製作所」さんが開発したデザインシステム「SDS-ONE APEX3」を導入しています。

システムを使用することにより、実物のサンプルを製作する前にバーチャル上でサンプルを製作することができます。

靴下の絵柄は、一つ一つの網目からできています。

サンプルを製作する際は、デザインを一目一目のピクセルアートと呼ばれる「ドット絵」に置き換えます。

靴下は「頭の中に描いたデザインと、実際のイメージが異なる」ギャップが発生しやすいアイテムとも言えます。

システムを使用することにより、バーチャル上でサンプルの製作ができます。実際のサンプルを製作する前にイメージの確認が可能です。

修正を重ねる「作り込み」を行ってから、実際のサンプル製作に進むことで、小ロット生産にありがちな「妥協」を最小限に抑えることができます。

弊社デザインシステムを実際に業務で使用して3年になりました。サンプルを修正する手間と時間が大幅に圧縮されました。

靴下のオリジナルブランドを立ち上げたい方々に向けた靴下OEM製作の流れ

靴下のオリジナルブランドを立ち上げたい方々に向けて「靴下OEM製作の流れ」のページを製作しました。 お客様とのやりとりが ...

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ブランド、クリエイター、デザイナーと一緒に小ロットから靴下ビジネスを育てる考え方とは?

通常、靴下製造業者の仕事は、お客様の仕様で製造された靴下を納品するところまでになります。

私たちは、お客様の靴下が市場で売れることこそが、ゴールだと考えています。

私たちが、今取り組んでいきたいのが、販売におけるバーチャルデザインシステムの活用です。

デザインが決定しましたら、実サンプルを製作する前に、バーチャルでサンプルを製作し、SNSに上げることにより、購入される方の初期反応を確認することができます。

そこで好評でも、実際に売れるかどうかは、わかりませんが、一つの指標にはなります。

サービスメニュー

  • 靴下製作についてのご相談(お気軽にご相談くださいませ)

オリジナル靴下製作についてのご質問、ご相談

オリジナル靴下を製作したい方々に向けて、「製造工場を探したい」「どんな種類の靴下が製作できるか知りたい」など状況に合わせた記事を複数紹介しているページもありますので、よろしければご参照ください。

オリジナルの靴下を製作したい方へ

  • この記事を書いた人
岩村 耕平

岩村耕平

合同会社ブリングハピネス代表。台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、D2Cブランドを製造面で徹底サポート。工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルでサンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。JR東小金井高架下と秋葉原が拠点。雨と雪の日以外の都内移動は全て「自転車」を使用。既成観念にとらわれず最適な場所と時間を選んで仕事する「環境に依存する」働き方を模索中。

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