オリジナル靴下のサンプルができるまでの流れ

お客様とのやりとりが最も多くなる、お打ち合わせから見積もり、サンプル製作からサンプル校了(最終確認)になるまでの期間を中心にご紹介して参ります。

ヒアリング

最初は、自らのデザインを靴下に再現するためには、どのような仕様で製作をすればよいかわからないことがあります。

靴下を製作する際の「目的」「ターゲット」「デザイン」「パッケージング」「数量」「納期」「ご予算」など、ご要望をお聞きします。

ヒアリングの結果を弊社の製作実績と照らし合わせて、お客様がご要望のデザインに最適な仕様を導きだします。

靴下製造工場によって得手不得手があります。

私たちの工場での対応が難しい場合は、他社様をお勧めさせていただくケースもございます。

お客様にとってベストな方法をアドバイスさせて頂きます。

デザインが完成していない段階でもご相談ができます。

お見積もり

お打ち合わせでヒアリングした情報に基づいてお見積をお出し致します。

デザインが完成していない場合は、ざっくりとした金額を算出します。ご入稿を頂きましたら、お見積書をお出して次のステップに進みます。

参考サンプルの発送

お見積の価格にご納得頂きましたら、お客様のご要望に近い参考サンプルをお送りします。

靴下の「はき心地」「質感」「デザインの再現性」「サイズ」などの品質をご確認頂きます。

靴下サンプルの作成

お見積もりや、靴下の品質について確認頂きましたら、いよいよサンプル製作に入ります。

step
1
靴下のテンプレートをご提供する

ご要望のサイズに合わせた、靴下の形をしたテンプレートをご提供します。お客様のデザインをはめ込んで頂き、弊社で色数やデザインの再現ができるかどうか確認します。

step
2
靴下のテンプレートにデザインをはめこむ

テンプレートは、お客様のご要望の寸法に合わせたイラストレーターの原寸大のAI形式のデーターをご提供します。

お客様よりデザインをはめ込んでいただき、弊社で色数やデザインが靴下上で再現可能か確認します。

問題がなければ、靴下工場でデザインを送信しビットマップデーター(BMP)と呼ばれる「ドット絵」に置き換える作業に入ります。

step
3
工場でビットマップデーターを製作する

ファミリーコンピューターなどのレトロゲームのキャラクターは、「ドット絵」で再現されています。ドット絵を打つ人を「ドッター」と言います。

編み込みの靴下もドット絵でできています。靴下の製作は、靴下工場で働く「ドッター」がお客様のデザインを一目一目ドット絵に置き換えるところからスタートします。

デザインを拡大してもドッターが見やすいように、イラストレーターの「AI」と呼ばれる原寸大のデーターまたは、解像度が高めのJpg方式でご入稿頂く形がベターです。

step
4
バーチャルサンプルを製作する

ドット絵が完成しましたら、バーチャルサンプルの製作に入ります。

私たちは、「島精機製作所」が開発した、バーチャルデザインシステムを導入しております。

靴下のデザインをニットの編目に変換したときの効果を、バーチャルでシュミレーションすることができます。

実際のサンプルと同じような画像の確認ができるので、サンプルを製作する前の段階で、靴下が完成したときのイメージを明確に把握することができます。

靴下のお色については、色選びの基準として、Pantone Solid Coatedの色番号で指定いただければ、バーチャルデザインシステムを使って最も近い糸色を選びます。Pantone Solid Coatedでの色指定が難しい場合は、デジタルデーターに近い色を選びます。色修正を行う際は、糸見本帳をお貸しします。

色は、コットンが1158色、ナイロンが680色からお選びいただけます。

step
5
バーチャルサンプルを修正する

デザインに修正点がある場合は、「ビットマップ」という靴下にドットに置き換えたデーターを確認して頂けると、より細かな修正が可能です。

手書き、PCどちらとも、方眼紙のドットを塗りつぶして絵を描くイメージで修正できます。

四角の平面の状態でのバーチャルサンプルを製作することも可能です。印刷して切って工作することで、原寸大の靴下模型の製作ができます。

step
6
サンプルを修正する

バーチャルサンプルが校了(OK)になりましたら、工場で実際のサンプルを製作し、サイズ、質感、実際の色を確認頂きます。

生産時と同じ工程で、サンプル製作を行います。3週間程度でお客様のお手元に到着します。ご確認いただき問題なければ、正式な発注数量を確定後に、本生産に進行します。